オレの集中力が足りねえだ? ハニーそいつぁオレのせいじゃねえ

気がそれるっていうよな?

主語は「気が」だ。
 
てことは気が勝手にそれてるんで、オレたちがそらしたわけじゃねえ。

てことはだ。
気がそれてたことで、他人からオレらが責められるいわれはねえってことだ。





今オレはブログを書いている。

他でもないこの記事のために文字を入力してる。


いつも必ず、1つ題材を決めてから文字を入力し始めるんだが、入力しながら「あ、あのことも書けるな」とか思い立ち、そのとき書いてる記事を保存して、新規作成のページを開いて別の記事を書き始めてちまうことがある。

それの何が問題だ? と思うむきもあるかもしれない。

然り。まあ悪いことじゃないんだが、あっちこっち意識がとんでると、記事を1本仕上げるのが遅れるんだな。


これを心理学用語でメンタルショットガンというらしい。


ショットガンとは日本語でいうと散弾銃のことだ。

撃ってみたことも実物を見たこともないが、どうやら打つと弾が同時にたくさん出るらしい。

ゲームのバイオハザードでおなじみだな。
ゾンビ2~3体に囲まれたときにぶっ放すと、一発で全部倒れてくれるアレだ。


でも このショットガン、 一つの的を狙うのには向いてない。


ところで、人の脳は一つの概念から関連する事項をとめどなく連想する性質が備わっててな。

たとえば、ゾンビ、という言葉を見せられたら、ゾンビに関するイメージが次々と思い浮かぶ。

「血だらけ」とか「くさい」とか、バイオハザードファンなら「感染する」というイメージも浮かぶかもしれん。


思い浮かべようとして思い浮かぶんじゃない。

自動的に思い浮かぶ。


その能力もあって人類は今まで生き延びてきたわけだが、

いらんところで作動するときがある


注意を向けないといけない対象は決まってるのに、どうでもいいところに注意がいっちまう。

さっきのオレ様のブログの話でいうと、いま書いてる記事1本に集中しなきゃいけないのに、違うことを始めようとしてしまう。

いわゆる注意散漫。この、一点に狙いをつけられない性質を例えて、メンタルショットガンと名付けられた。


さて、注意散漫な人というのはたくさんいて、周りから責められること多いが、あれは本人は意図的にやってない。

自動発動のメンタルショットガンだ。

本物のショットガンは「よし撃つぞ」と思って撃つもんだが、メンタルショットガンは撃つつもりがなくても自動的に放たれる。

よってある意味では本人に責任はなくて、
悪いのは人の遺伝子であるという見方もできような。


生活してて「ああこれメンタルショットガンだな」とか思いいたることもあって楽しい。

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