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ウィスキーが好きな人っているよな。
彼らは酒専用のセラーを持ってたりするんだ。
酒専用の冷蔵庫みたいなやつだ。
ぜいたくだよな。
彼らは一本ずつ酒屋で買ってきてはセラーに入れて、夜になるとチビチビやってる誠に幸せな人たちだ。
当然ながら彼らは酒のことをよく知ってて、たまにいい物が店に並んでると分かるんだ。
目利きというやつだ。
それを買っといてセラーに眠らせとく。
いま飲んでる瓶が空になったら飲もうと思ってるんだろう。
そんな彼らの中で「飲むこと」と「集めること」を両方趣味にしてる者がいる。
2本買ってきて1本しか飲まないんだ。
そしたらどんどんたまっていくだろ。
たまったウイスキーを眺めながら、別の酒をチビチビやってたりする。
そうこうしてるうちに、30年くらいたってそういやワシのウイスキー市場でいくらで売れるんじゃろ?とふと思う。
調べてみると、コレクションのうちの1本が何千万円で取引されてることに気づく。
これは狙ってやれることじゃない。
彼らにとって大事なことは「飲むこと」と「集めること」だから、売って儲けることを考えてない。
つまりいくらでも長く保有できる。
長期投資がぜんぜん苦にならないんじゃ。
最強の長期投資家じゃねえか
逆に値下がりしたとしても彼らは気にしない。
自分で飲んじまえばいい。
むしろ彼らは値上がりすることを望んでないやも知れぬ。
だって値上がりしたら飲めないもん。
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