ウイスキー投資はもうかるのか? Vol.1 供給編
ちょっと前にウィスキー投資が話題になったよな。
なんでも30万円のウィスキーがオークションで5000万円で落札されたとか🔨
その前にそもそも30万円のウィスキーって何だっていう思いもあるがともかく夢のある話ではある。
さて、もしオレ様にカネがうなるほどあったとしたら、やる価値あんのかなと思い、少し調べてみた。
結論を申さば、
無理じゃな
供給が制限されてない
これが一番イマイチな点なんだよ。
だってそうだろ。価値には、希少価値ってもんがある。
流通してる量が少なければ少ないほど価格は上がるよな。
だがウイスキーは生産を増やそうと思えばいくらでも増やせるんだ。
これはマズい。
例えばコメがメチャクチャ高く売れるって分かったとするだろ?
そしたら、みんな空地とか工場とかを潰して田んぼに変えるじゃん。
ウイスキーも同じだ。
金さえあれば誰でもいくらでも増やせるんじゃ。
銀行から金を借りてきて生産・販売・保管できるシステムを作ればいい。
大事なことだから何度でも言うが、数が少ないからこそ持ってる物の価格は上がる。逆に多ければ価格は下がる。
自分が買ったあとに減ってくれるなら大歓迎だが、増やされたんじゃたまったもんじゃない
ってことだ。
それに比べてフランス産の高級ワインは違う🍷
あれはフランス政府が「フランスといえば高級ワイン」というイメージを守るために、法律で生産を規制してる。
たくさん作りたくても政府にダメって言われちまう🚫
だから供給は制限されて、価格は下がりにくい。
だがウィスキーにはそういう増産にブレーキをかけてくれるものがない。
これがウイスキー投資の最大のデメリットだ。
他にもデメリットはあるが、それはまた次の機会に話そう。
だが正直、この供給の問題だけで、ウイスキー投資は完全アウトじゃろ。
他に理由はいらんかと。