ニュースがおニューな情報を提供しない件
今ニュースを見るのを断っている。
ニュースは娯楽だと思う。
バラエティ番組だ。
そして司会と経済評論コメンテーターは、芸人だ。
(実際どちらも本職のお笑い芸人の場合がある)
お笑い芸人のほうは、最初からこちらを笑かそうと思って出てくるところがコメンテーターとは違う。
まずニュースは、名前が「ニュース」なわりには新しい話がほとんど無い。
昨年のやつを使いまわしてるんじゃないかと疑いたくなるほどだ。
中国が外交で諸外国と揉めた話なんか先週もやってなかったか?と感じることはあるな。
大事な情報ほどニュースには出てこない
よく観察してみると、そうなんだ。
ニュースに選ばれる話題の条件はどうやら「重要さ」ではない。
「どれくらい視聴者の感情を掻き立てられるか」らしい。
センセーショナルかどうか、と言いかえてもいい。
メディアは、中国船が日本の領海に侵入したことを伝えて、オレたちを怒らせようとしてるんだな。
仮に想像してみようか。
「小・中・高校生の生活に言及した話題」などはニュースの話題としてはどうだ?
聞くからに退屈そうだ。
こんな地味な見出しでは人の脳は興奮しない。
怒りも笑いもわきおこらない。
視聴者はチャンネルを変えるだろう。
ならばメディアがこれを報道することは無い。
視聴率を出せない番組に企業がCMを出すことはないからだ。
しかしよくよく考えれば、これほど重要な話題が他にあるだろうか?
つまり、ニュースに出てきてない事のほうに重要なテーマがある。
「大谷翔平」は「小・中・高校生」より1000倍は報道されてるが、だからって重要度も1000倍だろうか? もちろん違う。どっちも同じくらい重要だ。だから重要な話題を提供するのがニュースの仕事だというなら、どっちも同じくらいメディアが報道しててもいいはずだよな。が、そうなってないようだ。
正直、大谷ショウヘイが活躍するカッコいい姿を見たオレ様に沸きおこった興奮が、テレビを消してから1秒間以上つづいたためしが無え。
一か月に一回でいいんだ大谷は。
一か月分まとめて知らせてくれ。
いや、やっぱりいい。まとめなくていい。
大事なニュースも報道しなくていい。
もう観ないから。
ゴシップでも政治家の汚職事件でも要人の発言でも犯罪でも、今までどおり何でも好きなのを報道してくれメディアよ。
オレ様が本当にほしい情報は、
うちの近くでラベンダーのアロマオイルを売ってる店がどこか。
今日、何時に雨が降るか。
無地のルーズリーフ用紙を売ってる店はねえのか
っていうレベルだからだ。