政府要人の予測が肝心なときに当てにならない件
どうもインフレらしい。
物価が上がってる。
2年ほど前にアメリカが金利を上げたよな。
だから円安が急激に進んでインフレになり始めた。
あのとき前任の日銀総裁が
今のインフレはコストプッシュ型だから長続きしない」
と言ったそうな。
長続きしとるな。
できれば、当たる予測だけしてほしい、とお願いしたいところではあるが、まあこれは日銀に課せられた仕事だね。しょうがないかもな。
とにかく国民を安心させないといかんから。
とはいえ我々は、政府要人はじめ経済の専門家が、肝心なときに予測をぶち上げて、かつ外すきらいがある、ということを肝に命じておきたい。
むしろ彼らの言ったのと反対のことが起こる、と思っておくのがよろしかろう。
過去の例をあげるなら、
グリーンスパンFRB議長
ポールソン財務長官
が「不動産は今が買いどきだ~どんどん上がるぞ~」とリーマンショック前に言ってました。
もっとも、彼らも独断で言ったのではなく、どちらかといえば「言わされた」ほうかとも思えるが、ともかく。
一見して賢そうな人が自信満々に何か言ってたら気をつけた方がいい。
予測の精度は一般人の井戸端会議とあんまり変わらん気がする。
たぶん逆のことが起こる。
ちなみにだが、いま国がつみたてNISAを推奨してたりするが、あれは本当に大丈夫なのか?
ボクが問題にしてるのはNISAの内容じゃなくて、
政府要人が何かしら予測したうえで国民に何かを促してる。
このことそのものが怖い。
悪意はないんだろうけど。
肝心なところで予測を外されると、お人よしのボクなんかは困るんだよな。